カイザー・ヴィルヘルム化学研究所


        2009年3月撮影の核分裂発見記念版 

 上の大きな銅板に、オットー・ハーンとシュトラスマンの核分裂発見が銘文で顕彰されている。
 
 下にある四角い銅板には、リーゼ・マイトナーが「1913年から1938年までこの研究所で仕事をし」、
 「核分裂の共同発見者MITENTDECKERN DER ATOMSPALTUNG)」と明記されている。

今回撮影(木が生い茂って、この下半分の銘は、写せないし、読めないが、
デルブリュックを顕彰したものである)



 オットー・ハーンにノーベル化学賞(1944年のものが1945年に)が与えられた当時から、リーゼ・マイトナーも
 共同受賞すべきだとする議論があったようであり、マイトナーもその意味で
 不当さを感じていたようである